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木の話

~材木の切り旬はいつ?~

2020年08月06日


こんにちは。ヤマタケ建設の竹田修平です。
長い梅雨が終わり、やっと晴れました。今日は私たちが目利きをして仕入れている丸太の「旬」についてのお話です。

「旬のもの」といえば、野菜やくだもの、海産物などをイメージされる方が多いと思いますが、実は、木にも「旬」があります。それは山に生えている木を伐採する時期のこと。それを私たちは「切り旬」と呼びます。



木は春から夏の温かい季節に成長し、大きくなります。秋から春先の寒い季節には、あまり成長しません。成長期は水分と養分をグングン吸上げているため、この時期に伐採した木は水分量が多く、カビがつきやすく、乾燥の過程でひねりや反りが生じやすいと言われています。



逆に秋から春先の寒い時期に伐採された木は、水分が少ないためカビも生じにくく、虫などの害虫も付きにくいと言われています。また耐久性や色つや、香りもいいんです。つまり秋から春先の時期に伐採するのが木を伐採する旬「切り旬」ということになります。

 
昔からお彼岸からお彼岸まで、つまり秋分の日から春分の日までを木の切り旬と呼んでいたそうです。ヤマタケ建設では、先代(私の祖父)の時代から秋から年末までに伐採された木を仕入れています。理由は先代曰く、年を越した木は新芽をつける準備を始め、水分を吸上げ始めるからだそうです。 



最近では、コスト削減のために「旬」を問わず伐採が行なわれるようになりましたが、ヤマタケ建設ではこの「切り旬」に伐採された材木にこだわっています。お客様に永く、安心して住んでいただくため、木にこだわるのは当然と考えています。作り手として、過去からの経験と科学の力で証明されることの両方の情報を正しく理解してお客様へご提案していきたいものです。