神社拝殿新築工事 ~回廊・高欄 施工工程を写真付きでご紹介~
藤枝市神社拝殿 新築工事
現場日記
藤枝市の神社拝殿新築工事現場の様子です。
先日は材料の加工の様子と各部位名称についてご紹介しました。▶こちらのブログ記事
今回は、「回廊(かいろう)」および「高欄(こうらん)」の施工の様子をお届けします。
束石の上に縁束(えんづか)を施工。

縁葛(えんかずら)の施工。



縁板(えんいた)を施工するための金具を取り付け。



縁板を施工。











縁板を墨付けし、長さを切りそろえ整えます。



地覆(じふく)を施工。

親柱(おやばしら)を施工。

親柱以外を上から見ていくと、
― 架木(ほこぎ)
| 斗束(とづか・ますづか)
― 平桁(ひらげた)
| 栭束(たたらづか)
― 地覆
― 縁板
という順に構成されます。

最後に親柱(おやばしら)の上に擬宝珠(ぎぼし・ぎぼうしゅ)を取り付けて完成です。


回廊・高欄の施工が完了しました。





回廊・高欄の施工が終わり、元の神社で長年使われてきた本坪鈴(ほんつぼすず)を新しい拝殿に取り付けました。本坪鈴は参拝者が振り動かしてならす拝殿に欠かせない神具のひとつです。


工事もいよいよ最終段階に入りました。
引き続き工事の様子をお知らせします。