神社拝殿新築工事 ~コウモリ対策・外部工事・『貫工法』とは?~
藤枝市神社拝殿 新築工事
現場日記
藤枝市の神社拝殿新築工事現場の様子です。
コウモリの侵入を防ぐために、金網を取り付けます。
コウモリは1センチの隙間があれば侵入できるので隙間を金網で閉ざします。






わかりにくいですがこの隙間に金網を取り付けていきます。

取付完了

外部では外壁と屋根の工事が進んでいます。
仕上げとなる羽目板を施工。





屋根はガルバリウム鋼板を施工中。






ところで、現在開催されている大阪・関西万博。
会場のシンボルとなっている世界最大の木造建築物「大屋根リング」をご存じですか?
Webサイトより→こちら
日本の伝統工法である『貫工法』に現代の建築技術や素材を組み合わせて造られているそうです。
『貫工法』は耐震性に優れ、1633年に再建された京都・清水寺「清水の舞台」にも用いられ、
多くの参拝者が訪れる舞台を400年近く経った今でも支えています。
ヤマタケ建設では鎌倉時代より伝わるこの『貫工法』を取り入れて住宅を建設しています。
柱と柱は横木でつなぎ、楔(くさび)で固定。
柱を貫通している材が『貫』
柱と貫の間に打ち込んである小さな三角の部材が『楔(くさび)』です。






仕口は材の乾燥とともに互いにねじれてより強度が増していきます。
貫は耐力壁にかかる地震のエネルギーを分散させ建物の粘り強さを発揮させます。
貫工法に興味のある方は、現在建設中の神社の見学会を予約制で開催する予定ですので、見学に来てみませんか?

引き続き工事の様子をお知らせします。