木の話

構造材で使い分ける 〜檜葉(ヒバ)、桧(ヒノキ)、杉(スギ)〜

2020年07月08日


こんにちは!ヤマタケ建設の竹田陽平です。

今日は「適材適所」とも言える、家の構造材について。樹種の使い分けについてお話します。弊社では主な構造材となる土台、柱、梁桁でそれぞれ異なる樹種の木材を使用しています。それは木にはその樹種における特徴があり、その特徴をうまく建築材として活かしていくためです。
 
それでは、順番にその特徴をご説明します。

まず、土台に使用するのは檜葉(ヒバ)です。



土台は基礎のすぐ上にあり、家の中で一番地面に近く湿気やシロアリの被害を受けやすい箇所です。つまり、土台には水や虫に対して強さが求められます。そこで檜葉が出てくるわけですが、檜葉は「ヒノキチオール」という成分を豊富に含んでいて、抗菌作用があり、水や虫にも強く耐久性が高いのが特徴です。「ヒノキチオール」という名前ですが、桧よりも檜葉により多く含まれています。建築材以外にもキッチンや水回りに使う木の道具として、まな板やお風呂用品などによく用いられます。
 
次に柱です。



桧(ヒノキ)という樹種を使用しています。



皆さんも桧は聞いたことあるぞ!という方も多いのではないかと思います。「桧風呂」、「桧舞台」といった利用シーンから高級なイメージのある桧。戦後に日本国内で多く植林され資源が豊富になったため、より身近な木材になってきています。私たち日本人と桧の関わりは深く、日本が誇る世界最古の木造建築物「法隆寺」に使われた主な木材も桧です。柱は屋根や梁桁の荷重を受けるため荷持ちの良さ(圧縮方向の強度)が求められるので、強度が強く、耐久性も高い桧を使用しています。
 
最後に梁桁です。




これは以前にも太鼓梁の回でお話しした杉(スギ)を使っています。
太鼓梁の話はこちら>>

 
杉の特徴は、ねばりとしなやかさです。乾燥していく中でも反りやひねりが出にくく加工がしやすいのも特徴です。数値で見ると強度は桧の方が上ですが、そのような特徴から梁桁の材には昔から杉が選ばれてきました。また、太鼓梁に用いられるような長尺の材も杉の方が手に入りやすいです。

 
いかがでしたでしょうか?ちょっと難しい部分もあったかもしれません。もっとしりたい!という方は是非、弊社社長に質問してみてください。きっと嬉しそうにマニアックな木の話を語りだすと思いますw

それではごきげんよう!!