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家づくりのこだわり

シリーズ連載 大工道具について③ ~墨さしと墨つぼ~

2021年02月24日
 

こんにちは!
ヤマタケ建設の竹田修平です。
 
お待たせしました!大工道具シリーズ第3弾。今回は「墨さし」と「墨つぼ」についてです。

墨つぼ(上)
墨さし(下)
     
 
大工さんは、材料を加工する際に基準の線を引いたり、長さを切ったりするための線を引きます。こうした加工のための線を引く事を墨付けと言います。その墨付けの際に必要な道具が「墨さし」と「墨つぼ」です。「墨さし」で線を引き、線を引くための墨を入れておくのが「墨つぼ」です。

墨つぼの各部の名称
     

太鼓梁に墨付け中
     
 
墨さしの形状は、竹で出来たヘラのような形です。材質は、現在は金属製のものもありますが、以前は「竹製」が主流で、大工自ら、作っていたそうです。ヤマタケの大工も竹製の物を使っています。墨さしが墨を良く吸うように筆になる部分を細かく割り、尖らせます。真竹を4分(12ミリ)の幅に割り、それをさらに48枚に割ると言われているそうです。

使い込んだ自作の墨さし
     
 
墨つぼの形状は、池と呼ばれる墨を入れておく箇所と車が付いていて、糸を巻き取れるようになっています。糸の先には軽子(カルコ)と呼ばれる針がついていて、材料に刺して、糸を張り、弾いて、墨を付けます。現在は、自動巻きの墨つぼが主流ですが、材料に墨付けするには、昔からの墨つぼ(木製のもの)の方が使いやすいそうです。(池が広くて墨を付けやすいのと、墨さしを置けるようになっている)

墨つぼの上で小休憩

     
 
ただいま、3月の上棟に向け、絶賛墨付け中なので、興味のある方は是非、見学に来てください!!

新築に向け準備中
床の下地位置に墨を付けています