蔵のリフォーム工事 -解体
焼津市S様邸 蔵リフォーム工事
現場日記
焼津市のS様邸にて、蔵のリフォーム工事がスタートしました。
こちらの蔵、江戸時代に建てられたのではないかと言われています。
たとえ明治元年(1868年)の建築だとしても、2026年から遡れば158年前。
幕末、黒船来航の時代から、この場所で家族を見守り続けてきたことになります。
近年は強風のたびに破片が落ちるなど、老朽化が進み、不安を感じる状態でした。
この蔵には長い歴史があり、
「この先も、安全にこの蔵を残し、使い続けていきたい」
というS様の温かい想いから、今回のご相談をいただきました。






傍らに佇む桃の木も、この場所の長い歴史を伝えてくれます。
幹には刻まれた歳月を感じますが、力強く葉を茂らせ、可愛らしい花を咲かせています。

解体前日に「解体清祓(かいたいきよはらい)」を執り行い、
まずは解体工事が始まりました。

中の荷物や廃材を運び出していきます。





江戸時代に発明され、明治・大正期まで現役だった「千歯こき」や、
繭から糸を紡ぐ「座繰り機(ざぐりき)」
かつての生活を物語る懐かしい道具もでてきました。


1階



2階
立派な梁です。
150年以上前、江戸の職人たちが手斧(ちょうな)を振るい、組み上げた手仕事の結晶。
その力強さには、圧倒されるばかりです。



解体がほぼ完了



ヤマタケで丁寧に製材した新しい材料を搬入。
大工工事が始まります。


奥様がお家で育てたはっさくやみかんを差し入れてくださいました。
あまくておいしい!!
ありがとうございます😊

引き続き、工事の様子をお知らせします。