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エコキュート水漏れ -修理?交換?「給湯省エネ補助金」を使って賢く入れ替えた藤枝市の施工事例

施工事例

藤枝市にお住まいのOB様、T様より

「ヒートポンプユニットから水漏れしている」

とご相談をいただきました。

現場を確認すると水浸しになっています。

エコキュートは、

お湯を貯めるタンクと、お湯を作るヒートポンプの2つで構成されています。

このうちヒートポンプは、長年使用していると配管や内部部品の経年劣化により水漏れなどの不具合が起こりやすい箇所です。

この場合、部品代・工事費を含め、修理費用がどうしても高額になってしまうケースが多くなります。

お見積もりをお出しすると、金額を見て驚かれる方もいらっしゃるのが正直なところです…

また、ヒートポンプ以外の部品(基板・配管・弁類など)も同時期に劣化していることが多いため、数年以内に別の箇所で不具合が出るリスクも避けられません。

そこでT様とご相談し、

「高額な修理費をかけて延命するより、

補助制度を活用しながら、光熱費も抑えられる最新機種へ交換した方が長期的に安心」

との結論に至り、今回の交換工事をご提案しました。


・給湯省エネ事業継続について

2024〜2025年度に実施された「給湯省エネ事業」では、

エコキュートの導入に対して手厚い補助が行われ、多くのご家庭で活用されました。

エコキュート1台あたりの補助額が大きかったこともあり、

予算が早期に消化された年もあります。

こうした流れを受け、

2025年度補正予算として「給湯省エネ2026事業(※仮称・2026年1月時点)」が継続・拡充される方針が公表されています。
現在示されている骨子では、2025年11月28日以降に着工した工事も、2026年度事業の補助対象期間に含まれる予定とされています。

そのため、春頃に見込まれる申請受付開始を待たずに工事を行った場合でも、
条件を満たしていれば、後から補助金の申請ができる可能性があります。
(※最終的な要件やスケジュールは、今後公表される正式な要綱により変更となる場合があります)

補助額の目安(現時点の骨子ベース)

※補助額は、選定する機種の性能区分や要件適合状況により異なります。

・基本エコキュート:7万円/台

・高性能エコキュート:10万円/台

+撤去加算

・電気温水器:+2万円(最大12万円相当)

・蓄熱暖房機:+4万円(最大14万円相当)※古いオール電化住宅など


・2025年度との主な変更点(予定)

2026年度事業では、2025年度と比べて、補助対象となるための条件や加算額が一部見直される予定です。
現時点で公表されている情報をもとにすると、次のようなポイントが挙げられます。

性能基準の見直し:2026年度の新しい省エネ基準を満たしたエコキュートが補助対象となる予定です。
同じメーカー・容量でも、型番によって対象かどうかが分かれる可能性があります。

「昼間沸き上げ」への対応:太陽光発電の余剰電力を有効活用する観点から、インターネット接続などにより、昼間の時間帯にお湯をつくる「昼間シフト機能」を搭載した機種が、多くの区分で要件となる見込みです。

撤去加算の見直し:既存の電気温水器・蓄熱暖房機を撤去してエコキュートに入れ替える場合の「撤去加算額」は、2025年度の4万円→2万円・8万円→4万円に変更される方向で検討されています。

想定される補助額の目安:現行の公表情報にもとづくと、エコキュート1台あたりの基本的な補助額は最大10万円相当、これに電気温水器撤去加算2万円が加わると、12万円相当の補助となる想定です。

いずれも「2026年度事業について公表されている最新の概要にもとづく情報」であり、正式な公募開始時には内容が変わる可能性があります。
そのため、最終的な補助額や対象機種については、最新の公式情報を随時ご確認ください。


・2025年とのケース別 補助額の比較(目安)

① エコキュート → エコキュート

最大10万円相当(2026)
最大13万円相当(2025)
→ 本体の最大補助額が縮小

② 電気温水器 → エコキュート

最大12万円相当= 本体10万円 + 撤去加算2万円(2026)
最大17万円相当= 本体13万円 + 撤去加算4万円(2025)
→ 撤去加算・本体ともに減額

③ 蓄熱暖房機 → エコキュート

最大14万円相当= 本体10万円 + 撤去加算4万円(2026)
最大21万円相当= 本体13万円 + 撤去加算8万円(2025)
→ 大幅な減額

※2026年度事業では、
エコキュート本体の補助額や、電気温水器・蓄熱暖房機の撤去加算が、
2025年度と比べて全体的に縮小されています。
そのため、同じ内容の工事でも、
2025年度より補助額がこのように少なくなるケースが多くなっています。


・なぜ「3月を待たず」に準備した方がよいのか

給湯省エネ事業の申請受付は、これまでのスケジュール感から、

2026年3月下旬ごろが一つの目安とされています。

「申請が始まってから考えればいい」

と思われるかもしれません。

しかし、これまでの経験上、次のような理由から、早めの準備をおすすめしています。

・給湯器は冬場に故障が発生しやすく、同じ時期に交換需要が集中しやすい

・需要が高まると、希望の機種が欠品・納期遅れになるリスクがある

・過去の年度では、補助金への関心が高く、予算が早期に終了した例もある

事前にお見積もりと機種選定を行い、条件を満たすエコキュートで工事を完了しておけば、
申請受付が始まったタイミングで、スムーズに申請手続きを進めることができます。


【2026年度事業のポイント】インターネット環境の確認を

2026年度事業の特徴として、「給湯器本体」と同じくらい「お家のインターネット環境」が重要になってきています。

多くの対象機種で、無線LANアダプターの設置や、Wi-Fiルーターとの接続を行うことで、昼間シフト機能などを活用することになるためです。

・ご自宅にWi-Fiがあるか

・設置場所付近で十分な電波が届くか

・スマホアプリでの操作に抵抗がないか

といった点も、機種選定とあわせて確認しておくと安心です。

ヤマタケでは、こうした通信設定に不安がある方へも丁寧にサポートさせていただきますのでご安心ください。


T様邸の施工事例

T様邸では、水漏れの不安があった既存のエコキュート(パナソニック HE-S37EQ)から、

省エネ基準に対応したエコキュート(コロナ CHP-E37AZ1)へ交換させていただきました。
※補助金要件に適合する機種の中から、設置条件・ご予算・使い方に合わせてご提案しています。

コロナ CHP-E37AZ1 は、昼間シフト機能や無線LAN対応など、給湯省エネ2026事業の要件に対応する見込みのある機種の一つとされています。(2026年1月時点の情報)

今回のケースは「エコキュートからエコキュートへの交換」のため、
現行の情報をもとにした試算では、補助額は10万円相当となる見込みです。
なお、最終的な交付額は、事業の正式な要綱・審査結果により決定されます。

先ほど記述した通り、もし現在、電気温水器をご使用中のご家庭の場合、
エコキュートへ交換する際に電気温水器の撤去加算(2万円相当)が上乗せされ、
合計で12万円相当の補助を受けられる想定です。


エコキュートの寿命と交換のタイミング

一般的に、エコキュートの寿命は10〜15年程度とされています。

ヒートポンプからの水漏れや、異音・エラー表示が増えてきたときは、

「そろそろ交換のタイミングですよ」

というサインであることが多いです。

故障のサインを見逃さず、補助制度を上手に活用し、省エネ性能の高い機種へ切り替えたT様の判断は、

今後の電気代や安心感を考えても、理にかなった判断と言えます。

「わが家のエコキュート、少し水漏れしているかも?」

「うちの場合、補助金はいくらくらいになりそう?」など、

気になることがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。


補助金に関する注意事項

・補助金の交付には、機種や工事内容など、一定の条件があります。

・国の予算には上限があり、予算額に達した時点で受付が終了する場合があります。

・本記事の内容は、2026年1月時点で公表されている情報をもとに作成しており、今後の制度見直し等により変更される可能性があります。


▼詳しい要件や最新情報については、資源エネルギー庁など公的機関の公式発表もあわせてご確認ください。

給湯省エネ事業について(資源エネルギー庁)https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/housing/kyutokidonyu/kyutodonyuhojo2025.html

(※現在、2026年度(令和7年度補正予算)に関する情報が順次更新されています)

▼参考記事▼

藤枝市の施工例:補助金を活用したエコキュート交換のタイミングと故障の前兆

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