株式会社ヤマタケ建設

STAFF BLOG スタッフブログ

焼津市:台風による屋根被害 -火災保険を活用して修理しました②

施工事例

昨日に引き続き、台風による被害を受けたお住まいの修理の様子を、火災保険の活用例とともにご紹介します。

藤枝市のOBお施主様T様よりご紹介いただいた焼津市Y様。

昨日のブログでご紹介したY様のお隣にお住まいです。

台風により、瓦や、「矢切(やぎり)」部分の漆喰が剥がれる被害を受けました。

(Before)漆喰が剥がれた矢切

▼一部拡大

▼一部拡大

(パテ処理)

(After)補修完了

瓦の補修工事

(Before)

(After)

(Before)

(After)

(Before)奥に見えるブルーシートや足場からも、このエリアにおける台風被害の大きさが伝わってきます。

報道で注目された牧之原市の竜巻だけでなく、焼津市でも多くの住宅が被害を受けました。

(After)

(Before)

(After)

Y様も火災保険を活用して修理を実施されました。

このように台風シーズンになると、屋根や外壁などの被害修理のご相談を多くいただきます。
近年は台風や大雨などの自然災害が増加傾向にあり、火災保険を使って修理される方も少なくありません。

実はこの「火災保険料」、ここ数年で少しずつ上昇しています。
背景には、自然災害による保険金の支払いが増えていることや、建築資材・人件費の高騰などが挙げられます。

この影響を受けて、保険会社によっては補償内容や契約期間を見直す動きも見られます。

万が一の際に備えるためにも、「現在の補償内容で十分か」「どのような自然災害まで対象になっているか」を一度確認してみることをおすすめします。
被害を受けた際は、まずご加入の保険会社へご連絡いただき、その後、弊社にて現地調査や正確なお見積り作成もお任せいただけます。

安心してご相談ください。

最近では瓦屋根が減り、ガルバリウム鋼板が主流になってきましたが、瓦にはまだまだ優れた魅力がたくさんあります。

耐久性が非常に高く、塗装不要で長寿命、50年以上使えることも珍しくありません。

断熱・遮熱性能も高く、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境を維持します。

また、日本の伝統的な美しい外観が住宅の価値を引き立てます。

一方で、近年の地震被害や耐震性への関心の高まりから、軽量で耐震性に優れたガルバリウム鋼板が注目されています。

瓦屋根は重さがあるため耐震設計が必要ですが、ガルバリウム鋼板はその約1/6の重さと軽量で施工がしやすく、リフォームにも適しています。

両者にはそれぞれの強みがあるため、住宅の構造や住まいの条件に合わせて最適な屋根材を選ぶことが重要です。

@2022.YAMATAKE.CO.LTD