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すべての住宅に設置義務あり!「住宅用火災警報器」は適切に作動していますか?~藤枝市取替事例~

施工事例

現在日本のすべての住宅には「住宅用火災警報器」の設置が義務付けられています。

「住宅用火災警報器」とは、火災により発生する煙を感知し、音や音声により警報を発して火災の発生を知らせてくれる機器です。火災を感知するために常に作動しています。

2004年消防法改正に基づき、2006年6月1日から新築住宅で義務化され、その後、既存住宅でも全国的に義務化が適用となりました。

基本的には寝室と寝室がある階の階段上部(1階の階段は除く)に設置することが必要です。

設置が義務化されたことにより、住宅用火災警報器を設置していないOBお施主様へはヤマタケから呼びかけ、設置工事を行いました。

当時設置をした藤枝市のOBお施主様M様より、「住宅用火災警報器が誤作動を起こす」とのご相談がありました。

設置から16年も経っているため、適切に作動しなくなったようです。

住宅用火災警報器の寿命は10年とされています。これでは設置している意味がありませんので、このタイミングですべての住宅用火災警報器を取り替えることをおすすめさせていただきました。

全9カ所の住宅用火災警報器を取り替え、工事は完了しました。

また住宅用火災警報器には「単独型」と「連動型」があります。

「単独型」火災を感知した住宅用火災警報器だけが警報を発します。

「連動型」感知した警報器だけでなく、連動設定を行っているすべての警報器が信号を受け警報を発します。(配線式・無線式あり)

ヤマタケではより安全に生活できるよう、基本的には連動設定をしてお引渡ししています。

「いざ」というときに適切に作動するように、定期的に作動確認を行い、「設置してあるから安心」ではなく設置後10年を目安に交換することが推奨されています。

総務省消防庁ウェブサイトより引用

このブログを目にした、この機会にぜひ以下の3点の項目を確認してみてください。

・電池は切れていませんか?

・ボタンを押す・紐を引いて確認したことはありますか?

・設置から10年経っていませんか?

実際に、「点検のやり方をしらない」「点検したことがない」「10年経っているけど交換を必要と感じていない」…などという方も多いようです。

住宅用火災警報器の設置の義務化によって、当たり前のようにどのお宅にも設置されるようになったため、逆に意識が薄れる可能性もあるのではないかと思います。

しかし、火災時には命や財産を守る大切な存在です。

交換をご希望の方は、お気軽にご相談ください。

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