放課後等デイサービス施設新築工事 ~配管配線工事・気密測定~
今朝は本当に雨が降るのか?というお天気でしたが、予報通り雨が降り肌寒くなりましたね。気温の変化で体調を崩さないように気をつけましょうね。

(お知らせにも告知しましたが、今日のブログの最後に「構造気密見学会」のお知らせがあります。→詳細・申し込み)

さて、焼津市の放課後等デイサービス施設新築工事現場では屋根の施工が全面完了しました。

内部では気密測定の前に、測定に影響を与えるような貫通穴をあける工事を終わらせます。
水道配管の立ち上げ。










電気配線工事。





これ以上気密に影響する穴をあけないというタイミングで、「気密測定」を行います。
気密測定とは住宅の隙間の面積を専用の機械で割り出すことです。
C値とは相当隙間面積のことで1㎡あたりどのくらいの隙間があるのかを数値で表したものです。


C値は数値が小さいほど隙間が少ない=高気密な家ということになります。
さて、結果は…

C値0.6(実測値)
一般的に高気密住宅と言われるC値は1.0(1.0㎠/㎡…1㎡あたり1㎠の隙間があるという意味)
1.0を下回り、いい結果がでました。
気密測定は義務ではないので行わないという会社もあります。費用もかかります。
「じゃあしなくていいの?」と聞かれるならば、答えは「絶対したほうがいい」です。
気密性能が高ければ、断熱性能がよく安定した室温を保てる(光熱費の削減)、効率の良い換気ができる、結露やカビの防止につながります。
長く快適に暮らすためには、この工事の中間に行う気密測定は必要と考えています。
ヤマタケでは100%実施しており、作業にあたる全員が日々緊張感をもって作業をしています。
土台や柱の隙間、合板の隙間、配管配線の隙間…残さず隙間を塞いでいます。
そしてこのタイミングで検査を行う事によって、この先の工事が進み完成してからでは修復不可能な部分を改善することが可能なのです。
ヤマタケの気密処理について解説した記事があるので読んでみてください。
そのころ、ヤマタケの工場では次の作業に向けて大工さんが枠を加工中。


造作の棚の打ち合わせ。活気があふれています。

長くなってしまいましたが、ここで再度お知らせです!!
お施主様のご厚意で建築中の現場の「構造気密見学会」を開催させていただけることになりました。
ぜひ現場に足を運んで、見て、聞いて、スッキリ納得していただきたいと思います。
あらわしの太鼓梁も見ごたえありますよ!!

引き続き工事の様子をお知らせします。