施工事例

造作家具で空間を作った、サーフボードラックのある家

2020年11月07日
 

こんにちは!!
ヤマタケ建設の竹田陽平です。
 
今日は焼津市に建築した3人家族のY様邸を紹介します。
こちらのお宅のお施主様は僕のサーフィン仲間で「家を建てたいから相談に乗ってほしい」ということでお話を頂きました。

     

無垢材をアクセントにした外観     
     
 
◎立地条件

建設予定の土地はほぼ真南向きで、南側が道路と接しています。その道路に広めの用水路が接していて、さらに田んぼへと続いています。南側を遮るものがなく、日照や風通しの点から考えても好条件の土地です。
 
◎プランニングについて

Y様からのご要望は以下の内容でした。

・3台駐車できるスペースの確保
・室内には、無垢材をたくさん使って欲しい
・家具をできるだけ作って欲しい
・1Fに客間1室とサーフボードの収納場所が欲しい
・外観は、天然木が映えるようなものが希望
 
これらに加え、パッシブデザインについてもご説明して、エアコンに頼らず快適に暮らしたい!と共感していただき、上手く太陽の光や風を取り込むように設計しました。
 
◎こだわりのポイント

・広く使える空間づくりを実現した造作家具
1Fは玄関、リビング、多目的ホール、キッチンが一つの空間になっています。間仕切りの壁は一切設けず、構造上必要な柱を利用して収納を造作で制作。特に間仕切り兼本棚は工夫を凝らしました。上部にエアコンを隠して、エアコンから出るドレン排水は背面の角材の中を経由して外部に排出されています。他には、TVボード、カウンターデスク、キッチンと背面収納、ベッドを木で作り統一感のある空間が演出できました。長く使い込むことで味が出てくるのも無垢材の床板や家具の良さを楽しんでいただけているのではないかと思います。

     
     
明るく開放的なリビング。
本棚の上部にエアコンを隠しています。

     
    キッチンと背面収納

     
    ダイニングテーブル制作

・無垢板や通風による快適さ
1F、2Fともに杉の無垢板を床に使用。リビングには全開口する大きな掃き出し窓を設置しました。また、南、北、西の三方の窓が通風量を上げています。外とゆるやかにつながるリビングへの陽射しは、庭に植えた目隠し用の落葉樹で夏は葉が茂り陽射しを遮り、冬は葉が落ちて陽を取り込むようにしています。

     

掃き出し窓の前に落葉樹を植えました。
夏は陽射しを遮り、冬は取り入れます。
 

・サーフィン道具の収納
玄関にはご要望のサーフボードラックを造り付けて、海に行く際も帰って来た時もさっと板を収納できるようにしました。建具で仕切ることが出来る大き目のホールを多目的に使用しています。

     
    サーフボードラック

     
    多目的に使えるホール
 
こちらのお宅はお引渡後に温度データロガーをリビングに置かせて頂いて一年間室温を計測させて頂きました。狙い通り冬の最低室温も15℃を下回らず、夏も外気温は35℃を超えていても室温は30℃を超えずエアコンに頼らず生活なさっているそうです。無垢板のおかげで冬は素足でも温かく、夏はべたつかずサラッとしていてとても心地良く快適に暮らしていただいています。

     
    上棟時の様子です
 
【担当者からのひとこと】
サーフィンが大好きなお施主様の家なので、自然と上手に共生できる暮らし方に合う家づくりが出来たらいいなと思いました。
家具や仕上げ材には無垢材をほぼ100%使用しました。生活して使っていく中で味が出て来て、より愛着が深まるようにお施主様ご夫婦と一緒に床や家具を塗装したのも楽しい思い出です。

   

お施主様。完成前の記念写真。 ご夫婦で協力して床の塗装をされました!

◆こちらのお家は、ホームページ「施工例」でも掲載しています