木の話
羽目板の加工
2022年06月14日
今日もご訪問ありがとうございます。
ヤマタケ建設の工場では壁や床に使用する杉の羽目板を加工しています。
その様子をご紹介します💁
桟を入れて1枚1枚積み上げ乾燥させます
含水率15%以下になったら加工をします
厚みを削り
幅・実(さね)の加工をします
実とは、板と板のつなぎ目の凹凸のこと
ちなみに、この実の加工は「あいじゃくり加工」といいます
板に死節(しにぶし)があるところは埋木をします
死節は周囲の組織とのつながりがないため抜け落ちる可能性があります
(逆に生節は周囲の組織とつながっているのでその心配はありません)
死節はドリルで削り、そこにおさまるようなテーパー状の木栓をつくります
接着剤を塗布した木栓をドリルで穴をあけたところに打ち込み
突起部分を切り取り、平にします
こうして羽目板の加工が完了🙌
倉庫に保管し、出番を待ちます
いろいろな場面で活躍してます😄
木の家がお好きなお客様が多いヤマタケ建設ではなくてはならない材料ですね😄