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家づくりのこだわり

ヤマタケ建設の環境への取組 住宅の省エネ編②

2020年12月18日
 

こんにちは!!
ヤマタケ建設の竹田陽平です。
 
前回は住宅の分野におけるCO2削減のお話でした。今回はその続編でヤマタケ建設の家が住宅の断熱性能のさまざまな基準と比べて、どのくらいCO2削減できるのか具体的な数字で比較していきます。
 
前回、住宅の省エネルギー化には建築的な手法と設備的な手法があるというお話をしました。特にあとで交換することもできる設備と違い、建築的な分野である住宅の断熱性能などは、後々リフォームで補強しようと思うと大きなコストがかかります。建築的な手法をきちんと検討していくことが快適さや心地よさ、省エネルギー性の両方にとってとても大切です。
 
住宅の断熱性能はUA値で表され、その数字が小さいほど性能が良いことになります。では断熱性能の違いとCO2排出量を見ていきましょう。

無断熱の家(UA値3.86)に対し過去の省エネ基準を比較すると、CO2削減率は以下のようになります。 
 
S55年基準 (UA値1.67)30%削減
H4年基準   (UA値1.54)40%削減
H28年基準 (UA値0.87)54%削減  
HEAT20 G1(UA値0.56)60%削減 ヤマタケ建設標準仕様
HEAT20 G2(UA値0.46)63%削減
※東京の戸建て住宅を想定
 
なんと無断熱の家とHEAT20 G1グレードの家の比較では、CO2削減量が60%も向上するのです。断熱性能によって住宅の省エネ性能に大きな差が出ることがわかりましたね。では続いて快適さの違いはどうか見ていきましょう。
 
その前に新しい住まいに対するアンケートで不満ランキングがあるので見てみましょう。

  

なんと暑い、寒いがランキングの上位です。
古い家のアンケートならわかりますが、なぜ新しい家で暑い、寒いという不満があるのでしょうか?

それは省エネ基準の断熱性能の設定が低いからです。 ちなみに静岡のH28年基準のUA値は0.87です。これは十分な断熱性能とはいえないレベルです。 なので、ヤマタケ建設では国の基準よりもさらにハイグレードの断熱性を担保するためHEAT20 G1グレードの断熱性能を標準仕様としています。
 
では、いよいよ快適さの比較をしたいと思います。

下の図はH4年基準とヤマタケ建設の標準仕様のHEAT20 G1グレードの冬の室温シミュレーションの比較です。H4年基準では最低室温が6.9℃、ヤマタケ建設の標準仕様では15.1℃で、その差は8.3℃です。最低室温が10℃以下となると暖房器具をつけないとなかなか厳しい温度で、15℃以上あれば、個人差はあると思いますが朝起きてきてパジャマにフリースを羽織るくらいで暖房なしでいられると思います。

  
 
次に、これまでのシミュレーション上の数字を元に、実際にお引渡後、お客様のお宅に室温データロガーを置かせて頂き、室温を計測したデータで検証してみましょう。

真冬の1月5日と6日のデータです。
  

最低室温が15℃を下回っていないことがお分かりいただけると思います。

真夏の8月12日と13日のデータも見てみましょう。

  

一番室温が高いときでも30℃を超えていません。お客様にインタビューしたところ一年を通じてほとんどエアコンを使用しないで生活できているとのことでした。

いかがでしたでしょうか。CO2削減のために省エネ性能(断熱性能)の高い家を建てることが同時に住む人の快適性にも大きな影響があることがお分かりいただけたかと思います。

◆環境への取組 住宅の省エネ編①
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