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家づくりのノウハウ

~地盤調査について~

2021年09月10日
 

こんにちは!
ヤマタケ建設の竹田修平です。

今日は、少しマニアックですが、住宅を建てる上で、とても重要な「地盤調査」についてお話します。

     
 
そもそも地盤調査とは、家が建つ土地の地盤の強さや土質などを確認するための調査です。いくら頑丈な住宅を建てても地盤がしっかりとしていないと「砂上の楼閣」となってしまいます。液状化や地盤沈下のニュースなんかも見かけますよね。
 
計画している建物の荷重に対して地盤の支持力(地耐力)が足りているか、地盤が沈下してしまう可能性がないか、を調査結果から検討します。支持力が足りない場合や地盤の沈下が予想される場合は、地盤改良を行い建物の建築に備えます。
 
調査の種類は複数ありますが、木造住宅の地盤調査の方法として、最も一般的なのがスウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)です。比較的安価で精度も期待できるのでヤマタケでも採用しています。

     

建物の4隅と中心の5ポイントで調査を行います。先端がスクリューになったロッド(鉄の棒)に「おもり」を載せて機械で回転させながら貫入していきます。25センチ沈むごとにスクリューの回転数と音などを調べ、土の抵抗値を測定します。地盤が固い場合は、たくさん回転させないと25センチ沈まないという事です。25センチ沈む間の回転数が多いほど固い地盤という事ですね。おもりの重さと回転で沈んでいかない場合は打撃を加えます。
細かい砂や粘土のような地質の場合は、スルスルと沈んでいってしまいやすいです。つまり軟らかい地盤です。砂利や石が多い層はガリガリとなかなか入っていきません。固い地盤の事が多いですね。最終的に5ポイントごとの全データを考察して、判断していきます。

     
 
こうした地盤調査を行なって家づくりをするようになったのは、実は近年のことです。阪神淡路大震災の後に建築基準法が改訂され、調査が義務付けられるようになりました。
昔の人たちはどうやって土地を選んでいたのでしょう…。昔から建っている神社やお寺は地盤が良くて水害を受けにくい場所に建築されている場合が多いです。すごいですよね!今は色々と科学的に解明されることが増え、地震が多い日本で安全な木の家づくりのための検討を詳しくできるようになっています。
 
長文、最後まで読んでいただき、ありがとうございます!!