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自然を味方に、パッシブという考え方


住まいに採り込むことのできる自然エネルギーを最大限に生かして、本質的な心地良さを生み出す設計手法を「パッシブデザイン」といいます。これは建物そのものが外の自然と呼応するように太陽の熱や光、風をうまく調整し、四季を感じながら、自然の心地良さをつくりだす設計手法です。
寒い冬は、太陽を味方にして暖かく過ごし、夏は、暑さを遮って風の通り道をつくり涼しく暮す。四季を感じながら心地よく暮すパッシブデザインは、日本の家づくりの昔からの知恵であり、本来の省エネルギーの技術でもあるのです。

パッシブデザイン、3つのポイント


1 敷地と気候風土を読む
プランをつくる上で、第一のヒントは敷地にあります。周辺環境、人の流れや車の流れ,隣家などの周辺建物との状況や敷地の高低差。また季節ごとの日照、風向き、頻度、温度や湿度など、気候風土は住まいの快適性を決めるうえで、基本かつ重要な要素になります。敷地の外から建物をどのように見せるのか、家の中にどんな場面の場所をつくるのか、敷地の特性をしっかりとつかみ取り、あらゆる条件を一つ一つ整理することで住まいの骨格が見えてきます。
 

※グラフをクリックで拡大表示されます

静岡の気象データ

静岡の月別風配図

2 住まい手の暮らしを知る
敷地の特性とともに、家族の暮らしを細かく読み取ることもプランニングに欠かせない大切な作業の一つです。どんな暮らしをしたいのか。何が必要か。生活の中で不便に思っていることや解消したいこと、大きな夢から日常の些細なことまで、相互の細かいやりとりを通して、住まい手の思いや価値観を確かめながら、予算とのバランスを考え、何を優先するかを決めながら、暮らしへの想いをカタチにしていきます。

3 快適と省エネを両立
太陽や風の性質を知り、人が感じる暖かさや涼しさを理解した上で建物のあり方を考えれば、寒い冬や暑い夏の時期も春や秋の快適な室内環境に近づけることができます。
そこでまず基本になるのが「断熱性能」です。ヤマタケ建設では、長期優良住宅の基準に定められた断熱条件を30%以上も上回り、建物の気密性を高め、確かな断熱性能や防露性能を確保する施工を行います。また、設備になるべく頼らず省エネルギーを実現するには、自然エネルギーをうまく活用し、調節することが重要になります。冬を暖かくするための「日照のデザイン」、日射熱を室内に入れない夏の工夫「日射遮蔽のデザイン」、風を通して室内に溜まった熱を速やかに排出する「通風のデザイン」、室内を明るくするための「昼光利用のデザイン」、これらを上手に取り入れることによって、四季を通じて快適で省エネルギーな住まいを実現することができます。

冬と夏の日射量をひさしで調整する

冬は南面の開口部から陽ざしをとり込む

夏の日照はひさしで家の中に入れない

押入れの下に地面窓をつくり窓に高低をつけて夏の風通しを良くする

昼光利用と通風のための吹抜け、北側の高窓

壁に平行に吹く卓越風をウィンドキャッチャーでとり込む

ひさしで日射を調整する

通風の工夫

南面開口部を大きくとる

太陽の光と熱でエネルギーを


身近な太陽エネルギーを利用して、省エネルギーの暮らしを実現する住宅設備には、太陽光発電と太陽熱温水器とがあります。
太陽光発電は、太陽の光を電気に変える利用法で、エネルギーをつくることで光熱費を抑えながら、余った電力を売ることもできるといいう経済的なメリットはもちろん、災害時の非常用電源としても活用できるなど、付加価値も高いシステムですが、設置する環境に左右されるなどの課題もあります。
一方、太陽熱温水器は、集熱器で太陽の熱を集めてお湯に作り替えるシステムです。昨今では技術が進歩し、集熱パネルと貯湯機の分離化に成功したことで、屋根の一箇所にかかる負担を大幅に減らすことができるようになりました。組み合わせるボイラーにもよりますが、太陽のエネルギーを約50%の効率で利用することが可能とされ、「環境にやさしい高効率給湯器」ともいわれます。また、エコキュートと同様、タンクにお湯を貯めて使用するものですが、急な来客などで多量のお湯を使用するときには、ガスで瞬間的にお湯をつくることも可能です。クリーンなエネルギーでお湯を沸かすため、省エネに加えてCO2の削減にも貢献できます。
ヤマタケ建設では、太陽光発電、太陽熱温水器にはそれぞれのメリット、デメリットを十分に理解し、住まい手のご要望、設置条件、暮らしに鑑みた創エネルギーを提案しています。

太陽光発電

太陽熱温水器

ネット・ゼロエネルギー・ハウスへ


「省エネルギー」に「創エネルギー」をプラスすることによって、家で使うエネルギー量よりも家で創るエネルギー量の方が多い暮らしを可能にするーーそんな「ZEH(ゼッチ)」を求める声が高くなっています。
そもそもZEHとは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略で、住まいの断熱性などを上げてエネルギーのムダを省いた「省エネ」と、太陽光発電などによる「創エネ」を組み合わせて、一年間の一次消費エネルギー量(空調・給湯・照明・換気)の収支をプラスマイナス「ゼロ」にする住宅をいいます。日本政府も、「エネルギー基本計画」の中で、「2020年までにネット・ゼロ・エネルギー・ハウスを標準的な新築住宅とすること」を目標に掲げており、さらに「2030年までに新築住宅の平均でのネット・ゼロ・エネルギーの実現」を目指しています。
ヤマタケ建設は、いち早くZEHビルダーに登録し、環境と家計にやさしい家づくりをすすめています。